puristaaの仲間
puristaa
https://en.wiktionary.org/wiki/puristaa
to press; to clasp, grasp, grip, squeeze, shake, clench, flatten, squash (to apply pressure)
押す、締める、絞る……など、
ギュッとするイメージの意味のようだ。
ほかに習った仲間の単語は以下。
mehupuristin
(レモンとかの)絞り器
https://en.wiktionary.org/wiki/mehupuristin
valkosipulipuristin
ガーリックプレス・にんにく絞り器
https://en.wiktionary.org/wiki/valkosipulipuristin
洗うキノコ
pesusieni
スポンジ
https://en.wiktionary.org/wiki/pesusieni
pesu (“wash”) + sieni (“fungus”)
sieniはキノコだと習っていたので、
キノコと何の関係が……と思っていたが、
わりとそのままだった。
しかもsieniだけでもスポンジをさすこともあるよう。
https://en.wiktionary.org/wiki/sieni#Finnish
スポンジのふにふにふかふかした感触は、
たしかにキノコにも似ている、かな?
それにしてもキノコで言い表すなんて、
やはりフィンランドの人々にとって身近なものだからなのだろうか。
スープは料理の基本?
keitto
スープ
なのだが、スープ以外にも
- boiling (method, process)
- (slang) booze (alcoholic beverage)
なんて意味もあるらしい。
https://en.wiktionary.org/wiki/keitto
スープ→煮る、沸騰させる
というのはイメージつきやすい。
お酒はまぁスラングのようなので、
ビールを麦茶とか言う感じだろう(違う気がする)。
そしてもうひとつ。
(in compounds) cook, cook-, cooked, cooking
料理に関することもkeittoらしいのだ。
keittokirja
料理本
https://en.wiktionary.org/wiki/keittokirja
keitto- + kirja
kirjaは本。
以下はちょっと形が違うけど、
keittiövaaka
キッチンスケール
https://en.wiktionary.org/wiki/keitti%C3%B6vaaka
keittiö + vaaka
vaakaはスケール(計り)。
keittoもkeittiöも
keittää(to cook)という単語が元になっているようだ。
私はまだ習っていないが、
keitto〇〇、keittiö〇〇という単語は結構多そう。
どちらも料理に関することだろうと今後はイメージ出来るので、
ゼロからより覚えやすくなりそうだ。
目的語のa / ä
先日「分格のa / ä」で
単語の語尾についていたa / äというのは、
分けられない名詞についているもの、とメモした。
https://opiskelen-suomea.hatenablog.com/entry/2020/08/05/220542
けれどどうやら目的語でも
語尾のa / äを使うようだ。
このsuomeaのように, 日本語の「…を」に当たる働きをする語を「目的語」と呼んでいます.
つまり, -a/-äという印をつけると目的語になり, 日本語の「…を」に当たる働きをするのです.
引用元:𠮷田欣吾『フィンランド語のしくみ《新版》』pp.101
こちらのa / äのほうが出会う確率が高そうな気がする。
覚えておこう。
Macでのウムラウト・リングの入力方法
フィンランド語のアルファベット「aakkoset」には、
英語にはない母音が三つある。
Ää Öö Åå
それらの入力方法は以下の通り。
Ä:option+U→shift+A
ä:option+U→A
Ö:option+U→shift+O
ö:option+U→O
Å:「オングストローム」で変換
å:option+A
ÅはキーボードがUS配列であれば、
option+shift+Aで入力できるらしい。
が、家のMacはUS配列じゃないので変換のほうが早い模様。
ただし、
UnicodeやJIS X 0213ではそれぞれ別の文字として定義されている
そうなので、正しくはない。
なので使いたいときはコピペでもしてくるのが一番早い、かも。
彼らのne、それらのne
話し言葉の人称代名詞
https://opiskelen-suomea.hatenablog.com/entry/2020/08/02/005309
先日、上の記事で「ne」は人称代名詞の話し言葉だとメモしていたが、
『フィンランド語のしくみ』を読んでいて異なる可能性を見つけた。
se(それ)の複数形だ。
tämä, tuo, seの3つは例外的な語で, 複数形にするときに-tをつけないのです.
その代わりに, 最初の1文字がn-に変わってしまいます.
引用元:𠮷田欣吾『フィンランド語のしくみ《新版》』pp.67
wiktionaryでも以下のような説明がされている。
- (demonstrative, of things and animals) they, those (plural of the pronoun se (“it”); objects not pointed at by the speaker)
- (colloquial, dialectal, of people) they
Synonym: he引用元:ne - Wiktionary
Duolingoでフィンランド語-日本語はなく、英語で回答するため、
件の問題では「ne」=「they」だったことから考えると、
彼ら/それら、どちらの可能性もある。
問題文全体を残念ながら覚えてはいないので、
どちらとしての「ne」だったのかわからないが、
二つの可能性があることは覚えておこう。
分格のa / ä
Duolingoを解いていたところ、
名詞の語尾に「a」のついたバージョンが出現。
どういう意味の語尾なんだ……?
と、わからなかったので調べた。
ちょうど図書館から借りて試し読みしていた
『フィンランド語のしくみ』に載っていたので軽くメモ。
まず二つの文例。
Tämä on auto. これは自動車です.
Tämä on kahvia. これはコーヒーです.
引用元:𠮷田欣吾『フィンランド語のしくみ《新版》』pp.71
autoで自動車の意。
自動車は分けられる(数えられる)名詞。
kahviでコーヒーの意。
コーヒーは分けられない(数えられない)名詞。
語尾にaがついている。
この-aのついた形を「分格」と読んでいます.
「分格」の「分」は「部分」の「分」という意味です.
ここでは「世界にたくさんあるコーヒーの一部分」という意味を表しているのだと考えてください.
引用元:𠮷田欣吾『フィンランド語のしくみ《新版》』pp.71
わかるような、わからないような。
まぁルールとして覚えるしかない。
更に次ページでは、分けられる名詞も
monta(多くの、たくさんの)と結びつく場合には
分格にするとの説明。
日本語ではあまり数えられるものかどうかや数を意識しないので、
感覚的に掴みづらいところ。
分格にする活用の作法などの細かい説明は
上記の著書内ではなかったので、
やはりそろそろ文法書が必要な気がする。
手持ちの『ニューエクスプレスプラス』のほうにも
いちおう説明あるのだが、
ピンポイントでこの部分の文法が調べたい!
という用途には向いていない。
買うなら『フィンランド語のしくみ』と同じ著者の
『フィンランド語文法ハンドブック』かなぁ。